アルペンリハビリテーション病院

注目ポイント

　　回復期リハビリテーション病棟は身体機能、精神機能（高次脳機能・認知機能）、ADLどの分野とも密接しており、様々な疾患と障害に関わることができます。そして、対象者がその人らしい豊かな生活を退院後も継続していくために、主体的な生活を獲得または見据えることができるよう、作業に焦点をあてた実践をします。また、回復期リハ病棟と連携して訪問リハ、通所リハ、デイサービスでの業務を経験することができます。回復期から生活期に向けて積極的に活動と参加にプローチできます。通所サービスでは、藤原茂先生の「夢のみずうみ村方式」を導入しており、作業療法士としてのスキルアップができます。
取り組み内容：
１）作業面接：患者様がどのような価値観を持ち、どのような生活を送りたいと思っているのかを共有し、患者様と一緒に目標を立てていきます。
２）心理社会的援助：患者様の心理社会面に焦点をあて、患者様にとって意味のある・本人らしい作業を提供できるように取り組みます。支援者が自らの臨床を検証する（自身で点検してみて気づきを得る）方法論を軸として、教育を進めています。
３）促通反復療法：運動麻痺に対する機能回復の治療として、促通手技と電気刺激と振動刺激を併用して実施しています。
４）自動車運転再開支援：脳血管疾患患者に対し、院内評価（簡易自動車運転シミュレーター；SiDS）と実車評価（教習所と連携）を実施しています。