AI(人工知能)は人手不足解消の切り札になるのか?
- システム導入
すでにあらゆる場面や場所で活用されいてる、人工知能「AI」。人手不足といわれる飲食業界や小売店でも、活用が始まっているようです。具体的にどのように使われているのか、ご紹介しましょう。
目次
人手不足で悩む飲食業界におけるAIの活用状況とは
注文作業はAIにおまかせ?
ご家庭でも話題のAI搭載のスマートスピーカーを活用して、オーダーをとることが実際に行われているようです。具体的にはお客様がスマートスピーカーに向かって注文すると、スピーカー側も店員のように応答。そのオーダーは自動的に厨房のスタッフへと伝達されるという方法です。
AIがキャッシュレス化を手助け
消費税10%が目前といわれる中、キャッシュレス決済が急速に増えています。ただ、キャッシュレスの問題点として利用者側が不慣れなために説明などに時間が取られ、結果、精算の迅速化につながっていないという現状もあるようです。ここにAI搭載の対話型ソリューションを用いることで、解決するという方法を導入しているところもあります。
小売業界も人手不足?AIの活用状況とは
AIがレジの混み具合を予想して人員配置
来店客の性別や年齢などから、レジの混み具合を予想するAIが実用化されています。これを利用することで、何分後にレジを何台あければよいのかを店長に通知し、店長が人員を配置するという活用の仕方です。データを蓄積することで、より精度があがっていくのではないでしょうか。
小売店の会計はAIレジが活躍中
小売店での人工知能レジは、すでにさまざまなタイプが登場しています。「パンの会計を瞬時に行うAIレジ」というのは、実際に利用したことがあるという方も多いのではないでしょうか。これは、トレーに乗せたパンをカメラで撮影し、瞬時にAIが何のパンでいくらなのかを計算してくれるというものです。
ユニクロなどでも、ICタグで商品情報を読み取る事で10点でも20点でも瞬時に会計を済ませられるセルフレジの導入が始まっていますね。
これも人手不足解消につながる?アルバイトの教育をAIが代行
アルバイトの教育に困っている店長さんは多いと思いますが、そのアルバイト教育をAIが行うという取り組みも始まっているようです。新人スタッフは気兼ねなく何度も聞けるというメリットがありますし、教える側の負担も減るかもしれません。また多言語対応しているAIを導入すれば、外国人スタッフの採用のハードルも下がりそうですね。
<まとめ>
AIはすでに、いろんなお店で活用されているようです。今すぐ人手不足を解消する切り札…とするにはコストが心配なところですが、AIは日々進化しています。飲食店でも小売店でも手軽に利用できるAIが近い将来登場する可能性も大いに期待できるのではないでしょうか。
上手に活用することで、人手不足の切り札となってくれそうな人工知能「AI」。店長さんは、今後の動向をしっかりチェックしておきたいものですね!
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