『人事力を上げる』 オススメ本 – 社会保険労務士法人山本労務 代表 山本法史さん

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『人事力を上げる』 オススメ本 - 社会保険労務士法人山本労務 代表 山本法史さん

昨年大好評だった「夏の課題図書」企画。今年は、気配り、法務・労務、仕事のスキル、コーチング、若年層雇用の5ジャンルの専門家による「オススメ本」をご紹介。「業界論」「組織論」「人事・労務管理」「仕事術」「自己啓発」といったカテゴリー別に教えていただきました。

山本法史

社会保険労務士法人山本労務 代表社員

社会保険労務士法人山本労務 代表社員。特定社会保険労務士・経営法曹会議賛助会員。1974年東京都八王子市生まれ。多摩大学経営情報学部卒。98年社会保険労務士登録、09年事務所法人化。中小企業、上場企業、独立行政法人、外資系大手メーカーなど350以上の企業・団体の顧問を務める。祭りと高校野球と落語をこよなく愛す熱血漢。
http://yamamoto-roumu.co.jp

▼ 【法務・労務】のプロ 山本法史さんのオススメ6冊 ▼

痛快!経済学

【業界論】『痛快!経済学』

集英社インターナショナル/中谷巌著/(現在、集英社文庫より発売¥600)
労働市場や業界は政治などの影響も受けやすく、常に流動していくものです。それだけにまずは原理原則である「経済」という大きな流れを理解しておくことが大事だと感じ、手にしたのがコレです。著名な経済学者の思想や専門用語、経済に対する素朴な疑問などが、身近な話題や漫画などを使いながら、非常にわかりやすくまとめられています。経済入門書としては最適だと思います。

構造改革の真実 竹中平蔵大臣日誌

img title=”【組織論】『構造改革の真実 竹中平蔵大臣日誌』” src=”https://baito-report.jp/wp-content/themes/weban/contents/kikaku/2012/images/bk-soshiki-kouzoukaikaku.png” alt=”【組織論】『構造改革の真実 竹中平蔵大臣日誌』” />

日本経済新聞社/竹中平蔵著/¥1,890
郵政民営化、金融機関の不良債権処理を成し遂げた竹中氏。彼が改革の裏側で、どんな根回しをして、どうやって大きな組織を動かしたのか、自身の主張を通すためにどのような手法を使ったのか、どんな苦労があったのかといった政策実行までのプロセスが明確に描かれています。構造改革の中身というよりは、いかに組織をマネジメントし、前へ進めていくかについてのヒントがたくさん詰まっている本です。

社長!残業代の悩みはこれで解決! 問題解消のための実践知識34

【本人著書】<プレゼント対象本>『社長!残業代の悩みはこれで解決! 問題解消のための実践知識34』

現代書林/山本法史/¥1,365
残業代で悩んでいる経営者の方は多いのに、それを解決できる専門家もいなければ、問題解消のプロセスをわかりやすく解説している本もない。ならば、自分が書こう!と一念奮起し、このたび出版しました。数多くの企業の残業代対策に取り組んできた体験をもとにまとめていますので実践的な内容です。各企業の経営者や人事・賃金担当者の方々にとって、一つの道筋になると自負しています。

新しい労使関係のための労働時間・休日・休暇の法律実務[全訂七版]

【人事・労務管理】『新しい労使関係のための労働時間・休日・休暇の法律実務[全訂七版]』

中央経済社/安西愈著/¥4,830
1977年に初版が出て以来のロングセラー。
人事・労務に携わる人にとってはバイブルです。法律や判例などに即した考え方が正確に、かつわかりやすく書かれています。労働時間・休日・休暇に関する法律の解説書なので、ここで基本的な考え方を確認し、疑問がある場合には六法全書や判例集で確認するといった使い方がオススメです。

国家の謀略

【仕事術】『国家の謀略』

小学館/佐藤優著/¥1,680
様々な情報が飛び交い、錯綜する時代だからこそ、その中から、どれだけ有益な情報を取捨選択していくか、そして同時に表面には出ていない情報をいかに拾っていくかはとても大事なことだと思っています。本著では、その手法が学べます。元外交官の著者は、日本の情報収集の体制、方法、さらには他国のパーソルプロセス&テクノロジーについて実体験をもとに書いています。自分が必要な情報をどのように収集するのか、相手をどのように説得するのか、ビジネスにも応用できる、大いに参考になる1冊です。

古典落語CDの名盤

【自己啓発】『古典落語CDの名盤』

光文社新書/京須偕充著/¥924
人に納得してもらう、もしくは説得するという場合、気を付けているのは「間」。「間」のとり方でずいぶん伝わり方が違ってきます。一方、落語は「間」を楽しむ芸能。というわけで、落語を聞きながら私は「間」を勉強しています。まずは「この本で古典落語にはこんな話があるんだなあ」というのを知っていただきたいと思います。そして、興味を持っていただいたら、実際に寄席へ行ったり、あるいはCDで「間」を意識して落語を聞いてみてください。きっとあなたの話し方も今まで以上にリズムよく、相手に伝わりやすくなるはずです。

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