求人募集に対して応募が少ないときに見直したい「求人広告」のポイントとは
- 求人広告ノウハウ
せっかく求人広告を出しているのに、アルバイトの応募がこない…。そんなとき最初に考える見直しポイントは「求人広告」ではないでしょうか。でも見直すといっても「一体どこを見直せばいいのかわからない」「自分なりに改善しているつもりなのに」とお悩みの方へ、求人広告のどこを見直すべきかをご紹介します。
目次
求人募集に応募が少ない求人広告の特徴
応募がこない求人広告には大きく2つの特徴があると考えられます。あなたのお店の求人広告はこれらに該当していませんか? チェックしてみてください。
求人募集の広告に情報が少ない
求人広告を出す側からすれば、仕事の内容やお店の場所、時給くらいしかチェックしていないでしょ? と思うかもしれませんが、応募者側は、求人広告を比較検討しているもの。職種やお店の場所など自分にあった条件の中からいくつかピックアップし、さらに求人広告の情報をしっかり読んで選んでいくのです。
最近は、時給よりやりがいを求めている人も多く、お店の雰囲気や仕事内容まで知ってから応募したいという人も多いです。そもそも、情報が少ないとスルーされるだけでなく、比較検討の段階で落とされてしまいます。
求人募集の広告に写真がない
スマホをもつのが当たり前になっている現代、Webから情報を収集することは一般的になっています。あなた自身も何かを知りたい、調べたいというときにスマホやタブレットを活用しているのではないでしょうか。そのとき、どんな情報に目をとめていますか? キャッチコピーや見出しも大事ですが、キレイな写真や興味のある写真をクリックしていることが多いのではないでしょうか。
Webの世界では文章だけでなく、目にとまる印象的な写真や画像が重要だといわれています。多くの中から選ばれる必要がある求人広告も同じです。そもそも、写真を使っていない求人広告よりも、写真がある求人広告のほうが目にとまると思いませんか?
これで応募者殺到!? 求人広告で見直すべきポイントとは
求人広告は「しっかりと情報を入れる」「写真を使う」ことが必要ですが、ただやみくもに情報量を増やしたり、写真を入れたりしてもダメです。情報を選ぶこと、写真を選ぶことが大切になってきます。選ぶためには基準が必要。その基準となるのが「お店のブランディング」と「ターゲット設定」です。順を追って説明しましょう。
1.お店のブランディングを改めて考える
求人募集に応募が少ない場合、まずお店の魅力をしっかりと伝えられていない可能性があります。そのための第一段階として「お店のブランディング」を改めて考えてみませんか? ブランディングなんていうと難しく聞こえますが、「お店に特化した魅力」を見つければいいんです。例えば「居心地のいいお店」だと漠然としていて、あなたのお店だけの特徴にはなりませんが、「コーヒー通の店長がいる、コーヒー愛好家にとって居心地のいいお店」ならどうでしょう。近隣のお店とは違う魅力が伝わってくると思いませんか?
そしてその魅力は、お客様だけでなく働く人にとっても大きな魅力になります。先ほどのブランディングを元に求人広告を作ればコーヒー好きやコーヒーに詳しい人から応募がきそうですよね。
2.ターゲットを決める
求人広告を見て応募してもらうには、多くの人に興味を持ってもらうことが必要です。でもお店で働いてほしいと思える人からの応募でなくては意味がありませんよね。だからこそ、求人広告を作る際にもターゲットを決める必要があるのです。
そこで、あなたのお店ではどんな人に働いてほしいのか、具体的に考えてみましょう。それがターゲットです。「うちのお店はとにかく元気が一番。声の大きな明るい笑顔の人にきてほしい」「年配のお客様が多い店だから、やさしい雰囲気の人にきてほしい」など、お店ごとに明確なイメージが見えてくると思います。
3.ターゲットが必要としている情報を追加する
情報を追加するときは、ターゲットが何を知りたいかをイメージしながら書いていきます。また、ターゲットに興味をもってもらうためには、どんなことを書けばいいかをイメージするのもいいですね。例えば、声が大きくハキハキした人にきてほしければ「うちのお店は体育会系のノリ!みんなで仲良くワイワイ働きたい人を待ってます!」と書いてみるのはどうでしょう。
仕事内容をより詳しく書く、お店の雰囲気をより詳しく書くなど、ターゲットを軸に書くようにしましょう。また、そのときには最初に考えた「お店のブランディング」を伝えることも忘れないようにしてください。
4.ブランディングに沿った、ターゲットが求めている写真を追加する
ターゲットが働きたいと思うお店はどんなお店でしょうか? 情報として追加した内容に沿った写真を入れることで、応募者もより具体的にイメージをすることができます。
例えば「雰囲気のいいカフェ」なら、お店の様子がわかる写真を、「スタッフ同士の仲がいい居酒屋」なら、店内のスタッフが笑顔で談笑しているような写真を入れるのもいいですね。
まとめ
応募がこない求人広告には、何かしら問題があります。まずは、問題点がどこにあるかを探りましょう。そして改善するときにはまず「お店のブランディング」を改めて確認したうえで、「ターゲットを決める」ことが大事です。ターゲットが決まったら、そのターゲットに「何を一番アピールしたいのか」を考える。その考えに沿って「情報の追加」「写真の追加」といった対応をしていけばいいのです。
ターゲットが決まらないまま何となく改善しても、結局応募が増えなかったり、応募がきてもお店のイメージと合わなかったりするもの。求人広告に問題点があると考えている方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
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