小売・販売業界の採用後ミスマッチを防ぐ!ポイントは店長との相性

  • コミュニケーション・人間関係

 

小売業や販売業と、飲食業の大きな違いといえば、スタッフの総人数です。
飲食業はたくさんの人数でシフトを細かく組んでお店を回すのに対し、小売業や販売業は少ない人数で、1日あたりの勤務時間を長くすることでお店を回すことが多いようです。ひとつの店舗に多くのスタッフがいるお店は、急に一人が辞めたとしてもカバーしやすいですが、小規模なお店で急に人が辞めると大変ですよね?

そこで、販売業の中でも特に一店舗あたりの人数が少ない「アパレル業界」を例にあげて、採用後のミスマッチとスタッフの定着率を上げる方法をご紹介します!

スタッフが少ないからこそ人間関係が一番の問題に!

大手ブランドでも、一つのお店は小さく、スタッフの数も少ないアパレル店。まずは特徴をまとめてみました。
・全国展開しているようなお店でも、一つのお店は小さく、スタッフも少ない
・少ない人数でお店を回すため、1日の仕事時間は基本8時間と長い
・接客にマニュアルなし! 仕事は人を見て覚える

極端な例かもしれませんが、スタッフ2人で丸一日をお店で過ごすなんてこともあります。そんな状況で人間関係がギクシャクしていては、定着率アップなんてとても望めませんよね。そうならないために注意したい2つのポイントがあるんです。

アパレル店が意識したい、採用後のミスマッチを防ぐ2つのポイントとは?

1.採用のための最終面接は必ず「店長」が行いましょう!

全国展開しているようなアパレル店は特に、面接も採用も本部で行うことがあります。ブランドイメージを守るためには大切だと思いますが、実はそこに落とし穴が!

同じブランドの店舗といっても、お店をまかされているのは店長さんですし、一番お店に長くいる店長さんとの相性がよいかどうかはとても大事です。

そのため、採用時の一番のポイントは「最終面接を必ず店長が行うこと」です。店長が目指すお店のイメージに合っているか、ズバリ店長と気が合うかどうかは、必ずチェックしておきたいところ。感覚的な部分なので難しいと思いますが、最終面接で感じたフィーリングも大事にするといいかもしれませんね。

2.本部との連携でフォロー体制を充実させましょう!

いくら店長さんが最終面接をして採用したとはいえ、2~3人の少人数で長時間を過ごすのは、お互いに気を遣うものです。時にはちょっとした相手の言葉や動作が目につき、何かしらギクシャクすることもあるでしょう。

人数の多いお店なら、別のスタッフと話してガス抜きすることもできますが、スタッフの少ないアパレル店ではそうはいきませんよね。

そこで必要なのが、「話を聞いてくれる第三者のフォロー体制」です。店長さんはスタッフと一緒に働いていますから第三者という立場とはちょっと違います。例えば、本部の人事担当者に定期的にきてもらい、スタッフ全員と個別に面談する機会をもってもらうのはどうでしょう。第三者に話を聞いてもらうだけでガス抜きができたり、お互いの不満を間接的に伝えることで雰囲気を改善できたりするものですよ。

まとめ

今回はアパレル店を例に、規模の小さい小売業や販売業での、採用後のミスマッチと定着率を上げるための2つのポイントを紹介しました。

1.最終面接は必ず「店長」が行うこと
2.本部との連携でフォロー体制を充実させること

お店の雰囲気がよくない、業務が円滑に進んでいないとお悩みの店長さんは、この2つを見直すところから始めてみませんか?

 

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