外国人留学生アルバイトは金の卵!「一人」を教育することからスタートしてみよう!
- アルバイト育成・管理
外国人留学生アルバイトって、とにかく育てるのに時間がかかるし、コミュニケーションを取るのが難しくて大変そう。なるべくなら雇いたくないのが本音とおっしゃる店長さんもいらっしゃるでしょう。でも、人手不足に悩む店舗にとって、外国人留学生アルバイトは金の卵かもしれません!
実際に外国人留学生を雇って満足しているという店長Aさんの話から、彼らを雇うメリットと教育のポイントについてまとめてみました。
目次
1.外国人留学生アルバイトを雇うメリットがすごい!一人雇えば後は数珠つなぎって本当?
外国人留学生アルバイトは仕事を覚えれば、すごい戦力に!
外国人留学生は「生活するため」「学費を稼ぐため」にアルバイトをしているので、とにかく一生懸命です。文化の違いや言葉の壁があるために、仕事を覚えるのには時間がかかりますが、一度覚えてしまえば、そこからの伸びは目を見張るものがあります。
また、向上心やもともと持っているポテンシャルが高いので、想像以上の働きをしてくれている人も多いようです。
初めの一人を育てれば後は数珠つなぎに新メンバーが!
言葉の壁を乗り越えてやっと戦力になってくれたとはいえ、留学期間が終われば辞めてしまう。結局、次の外国人留学生アルバイトにまた一から教育しなければいけないんなんて大変…だと思っていませんか? 実は「そんなことはありません」とAさんは言います。
Aさんの店にやって来たある外国人留学生は、仕事を覚えるまでは少し時間がかかりましたが、一生懸命取り組んでくれ、とても頼りになる存在でした。彼は人手が不足していることを知り、なんと同郷の後輩を紹介してくれたんです! そして母国語を交えて仕事を教えてくれるので、店長のバイト教育の手間がかなり減ったのです。つまり、一人の留学生を育てることが、継続的な人手不足の解消につながったというのです。これは、大きなメリットといえますね。
2.いざ実践!留学生アルバイトの採用と教育のコツとは
いかがでしたか?留学生アルバイトを雇うことが、お店にとって大きなメリットとなる可能性があるんですね! でも、これまで採用の実績がないお店では、初めての留学生の受け入れはちょっと勇気がいりますよね。そこで、「採用のコツ」と「教育のコツ」を簡単にまとめておきます。
留学生アルバイト採用2つのコツ
(1)最初に希望をしっかり聞きましょう
言葉の問題でキッチンやバックヤード担当などと決めつけず、本人の希望職種を聞きましょう。そのうえで、希望に添った採用が可能かどうかを見極め、本人とじっくり話し合うことが大切です。
(2)チェックポイントは「コミュニケーションを取ろうとしているかどうか」を見極めること
採用時は「日本語が話せるかどうか」をポイントにする方が多いと思いますが、それよりも「コミュニケーションを取る意識が高い人」を選んだほうが成長が早い場合があります。他の日本人スタッフと積極的に関わろうとする人ほど、コミュニケーション能力は伸びていくものです。
留学生アルバイト教育2つのコツ
(1)最初に日本の文化やお店の方針を伝えておこう
「就業の〇分前に職場に入る」「休むときは事前に連絡をする」など、日本人同士なら当たり前と思えることが、当たり前ではない場合もあります。最初に店のルールをきちんと伝えて理解してもらうことは、とても大切なんです。
(2)褒める、叱るは、メリハリをつけて「分かりやすく」
よくできたことは、ストレートに褒める。注意するときは、何がダメだったかをハッキリ伝える。
感情的に伝えたり、曖昧に伝えたりするのではなく、相手に分かりやすく伝えることが大事なんです。
まとめ
外国人留学生をアルバイトとして雇うことは、ハードルが高いと感じるかもしれません。確かに育てることは難しく、気を遣うこともあるでしょう。でも、一人が育てば、次の人材につながり、教育の手間も省け、結果、人手不足の解消につながっています。
今回お話をしてくれたAさんは、最初の外国人留学生が一人前になるまでには半年くらいかかったと言っていました。まずは繁忙期から逆算して、外国人留学生をいつから受け入れるとよいかを考えてみませんか? その一歩は、半年後一年後、お店にとっての大きな資産を生み出すことになるかもしれませんよ。