アルバイト面接で役立つ「人を見る目」の磨き方!大事なのは面接のコツを知ること
- 採用面接課題
面接で初めて会った人がどういう人かを見極める「人を見る目」を磨くということは、結果的に「長く働いてくれるよい人材」を選ぶことにつながります。
「人を見る目」などというと、心理本を何冊も読んで勉強する必要があるのでは…と難しく考えてしまうかもしれませんが、実は面接のコツを知るだけでも、その力は磨かれていきます。人を見る目をアップさせるカギとなる「面接のコツ」を、早速ご紹介しましょう。
目次
アルバイト面接のコツは、「準備」と「当日」あり!?
アルバイトの面接というと、当日どんな質問をするか、どんな点に注目してチェックするか…などを重視している人も多いと思います。もちろんそれも大事ですが、事前準備も大切です。「面接準備」と「当日の注意点」それぞれの観点から考えられる「面接のコツ」について、説明しますね。
人を見る目を磨くために必要な「面接準備」
アルバイトの面接で、そんな準備なんて必要なの? 忙しくてそんな時間はないよ…と思われるかもしれませんが、たった5分ほどあればできる準備なので、ぜひチェックしてみてください。人を見る目を養うことにも、つながりますよ。
どんな人に働いてほしいと思っているのか、人物像を明確にしておこう
面接をしていると、ハキハキしていて好人物というだけで、「採用しよう!」と思うこともあるでしょう。もちろん、そうしたインスピレーションが的中することもありますが、実際に仕事をしてもらうと職場に合わなかった…という採用のミスマッチが発生することもあります。
そうならないために必要なのが、面接官自身が「自分の店に、どんな人物を採用したいのか」というイメージを固めておくことです。そのイメージに沿った人物かどうかを、アルバイトの面接で見極めていけば、面接がスムーズに進みますよ。
人物像を見極めるために必要な質問を、あらかじめ考えておこう
アルバイトの面接で人を見極める際、「過去の行動について尋ねる」ことは効果的です。その人がそれまで、どんな行動をとってきたのかを知ると、今後の仕事ぶりの予測ができるからです。
例えば「以前のアルバイトを辞めた理由は何ですか?」「野球部に入っていたそうですが、一番の思い出は何ですか?」といった質問は、その人が「どんなことに取り組んで、何を大切にしているのか」を推測することができる質問です。履歴書を参考に、どんな質問で過去の行動について尋ねるかを考えておくとよいでしょう。
面接で人を見極めるために気をつけたい「当日の注意点」
忙しい合間をぬってのアルバイト面接は、必要な質問をするだけで終わってしまう…という方もいるかもしれません。でも、同じ面接時間でも、ちょっとしたことに気をつけるだけで、相手の本質をより見抜きやすくなります。人を見る目を養うことにつながりますので、要チェックです!
面接で緊張させないことで、相手の本来の人柄が分かる
人は緊張していると、本来の自分をうまく見せられないことがあります。だから面接では、いかに相手の緊張をほぐし本音を引き出せるかが重要です。いきなり本題に入るのではなく、緊張をほぐすような声かけから始めるようにしましょう。
面接時に相手に話をさせることで、相手の思いが分かる
面接では、相手の言葉から本音を読み取っていきます。だからなるべく相手が話しやすい質問をして、「相手に話させる」ことを心がけましょう。「はい、いいえ」で回答が終わってしまうようなら、「そのときあなたはどう思いましたか?」など、さらに質問を続けるようにしましょう。
相手の言葉以外からも本音は探れる
相手の言葉から本音を探ることは大切ですが、態度からも本音が見えてくるものです。言葉と態度が一致しているときは本音を話していることが多く、一致していないときは態度のほうが本音に近いといわれています。それこそが「人を見る目」です。面接中は相手の態度にも注目しましょう。
まとめ
面接当日の数十分で相手を見極めるために、難しい心理学を学ぶ必要はありません。面接のコツを知り、その力を磨くことが、人を見る目をアップさせることにつながります。
今回紹介した、「面接準備」「当日の注意点」をぜひ次の面接から実践し、上手なアルバイト面接に活かすと同時に、「人を見る目」を磨く努力をしてみてはいかがでしょうか。
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